2歳半おうち英語の効果は?

こんにちは!年子姉妹ママ、たぬきです

長女は生後半年~おうち英語を実践しています。おうち英語って本当に効果あるの?という疑問にお応えして、実際にやったこと・2歳半の成果を発表(?)します!

おうち英語の強いところ・弱いところも見えてきたのでそのあたりも踏まえて今後の学習法もまとめようと思います。

うさ

発表おねがいします!

この記事を読んで分かること
  • 実際に行ったおうち英語学習法(生後半年~2歳半)
  • 2歳半の英語力
  • おうち英語が”得意なこと”と”苦手なこと”
  • 今後の学習方法(2歳半~3、4歳)
目次

試した学習方法

基本は0~3歳までのアプローチの定番、「かけながし」と「英語絵本の読み聞かせ」のみです。

1歳までは動画見せず音楽のみ、1歳2か月くらいで動画を見せ始めました。やはり動画の訴求力は抜群で効果的だなと思ったので時間を決めて見せるように。いまは動画:音楽=7:3くらいでしょうか。次女は結果的に0歳から動画見てます。(2人目w)

視聴時間は平日・土日ともに変わらず約1~2時間。

土日は外遊び中心なので日中動画見て過ごすことはまずありませんが、雨の日など家の中で遊ぶときは音声のみ、小さい音でかけ流ししています。

絵本は日本語の絵本と英語の絵本をごちゃまぜにして絵本棚に置いています。

特に「きょうは英語絵本を読もう!」とか意気込んだことはなく、子どもが持ってくる絵本を読み聞かせしてました。英語の絵本のほうが圧倒的に少ないのですが日本語:英語=5:5くらいの比率で持ってくるので乳幼児には言語の壁が低いんだなと感じます。

定番のものから季節ものまで、いろいろ。おススメの英語絵本はこちらにまとめています。

あと、地味に効果を感じたのはポスターやウォールステッカー。アルファベットと単語、イラスト(Aならappleとりんごの絵)が描かれた簡単なものですが、指差しして「りんご?」と聞いてくるので「yes, apple!」と答えたりしていました。

シンプルなアルファベット表のほかにも、このようび遊び心ある可愛いものや、

図形や色・曜日が英語で書かれたポスターなんかも貼っています。

SHEINのウォールステッカーは英語が豊富で安くておススメ。日本語(あいうえお)表はさすがになかったのでコレにしました。


長女(2)おうち英語記録まとめ
  • 0歳は音楽かけ流し(amazon prime、CD)
  • 1歳からは動画も併用
  • 1日1~2時間程度
  • アルファベットポスターを貼る
  • 英語絵本20~30冊ほどを日本語絵本とMIXして置く
  • 読み聞かせは子どもが持ってきたら読む、強制しない
  • 結果的に毎日英語絵本2~3冊は読み聞かせしていた
  • 2歳からは挨拶など簡単な声掛け

長女(2)の実力は?

⓵英語の歌が歌えるように

子どもって歌から言葉覚えますよね。語学習得において、改めて歌の威力を感じています・・!

うちの子は歌が大好きで毎日歌っているので、下記の歌あたりはかなり正確に歌えます。

  • The wheels on the bus
  • Head, shoulders, knees and toes
  • Rain rain go away
  • BINGO
  • ABCs song
  • Finger family song
  • Twinkle twinkle little star

注目したいのは彼女が歌う「rain」は「レイン」ではないこと。ちゃんと「ゥレイン」みたいに明確に日本語にはない音を使っています。「round and round」も「ラウンドエンドラウンド」ではなく「ゥワンエンゥワン」みたいに、単語同士がつながって発音される「連結(リンキング)」が無意識に出来ています。本人は聞こえたままを真似しているだけに過ぎないんですが、頭(単語)で考えてしまう大人にとってなかなかリンキングって難しいです。これを素直にアウトプットできるのは文字や文法習得前の今の時期だからこそだなと感じています。

⓶簡単な単語は分かるように

フラッシュカードなど単語を教える学習方法は全く取り入れてないので理解している単語数はまだまだ少ないです。歌やポスターの中で出てくる簡単な単語は分かってきているようです。

「赤は?」「red!」

「りんごは?」「apple!」など、

聞くと英語を答えられるものも出てきました。そのほかは「Can I have some grapes, please?」と英語で話しかけるとぶどうのおもちゃを持ってきてくれるとかそんな感じ。

「テストのように正解を求めるような質問は子どもの好奇心を阻害する」と読んだことがあるので本人が試されていると感じないように心がけています。

words

  • blue,yellowなどの色
  • carrot,potatoなど果物や野菜
  • rain,trainなど歌に出てくる名称

おうち英語で「出来ること」と「苦手なこと」

私自身が英語学習者ということで、客観的に見ておうち英語の難しさも感じています。SNSなどで、「おうち英語のみでペラペラに離せるように!」というスーパーキッズもいらっしゃいますが、本当におうち英語だけで・・・?と私個人としては若干懐疑的です。得意なことと苦手なことがあるということを理解した上で、苦手な分野に関しては違うアプローチで補足していく方法が良いと思っています。

英語学習者なら聞いたことあると思いますが「英語耳」を作ることは本当に重要です。私がおうち英語を始めたのも「英語耳」ができる貴重な年齢を逃したくないからと言っても過言ではありません。

大事なことは日本語にない音も発音できるようになること。人は自分が発音できない音というのは聞き取れないそうです。

歌でもアニメのセリフでもなんでもいいので子どもが英語の音を真似してフレーズを言っていればOK。そのときにビジュアルや経験と紐づいていると、英語のフレーズや単語がそのまま頭に入ってきて「英語を英語のまま理解できる」という状態にもっていけます。

たとえば、fingerの歌の中で「where are you?」というフレーズが出てくるのですが、長女はそのまま歌っているだけで意味を理解していませんでした。同じフレーズをかくれんぼしながら使ってみると理解したようで、最近「where are you?」と言いながら私を探しに来ます。

動画や絵本はビジュアルと同時に記憶に残るので、数を絞って何度も同じものを観ると勝手に覚えていきます。すごく簡単ですよね!これなら、「誰でも汎用的に同じ結果が出せる」=「再現性がある」と言って良いのではと思います。

語学学習は得意・不得意が分かれやすい分野で、性格や環境が大きく影響するのがスピーキングだと思います。子どもでも好奇心旺盛でお話が好きな子はインプットもアウトプットも活発でスピーキング能力向上は早いでしょうし、周りの大人や友達が英語で話しかけてくれる環境であればさらに習得が早いです。このあたりの「個人差」がかなり大きいのでスピーキングにおいては再現性が低いのかなと感じています。

3歳以降、どうする?

上記を踏まえると、今後の戦略はこんな感じで考えています。

リスニング&英語思考
▶現在の取り組み+英語での語りかけ

スピーキング
▶アウトプットの場を外注で

長女は日本語の発語がかなり早く、2歳半とは思えない理解力があるので最近英語で話しかけると若干嫌がります。普段私の言っていることがほぼ理解できているのに英語になると分からないのでストレスなようです。だからこそ今家庭内でも英語で話しかけを始めることが大切だなと。

ただ、問題は私自身英語を忘れかけている・・

ということで私自身英語の学びなおしも始めます!!

子ども自身のアウトプットの場に関してはまだ2歳半なので急いで探しているわけではないですが、3歳を目安に英語教育施設を利用しようかなと思い始めています。お話が大好きな長女、会話形式で英語を使う場があれば「体験」として英語を吸収していくかなと。

これから見学や体験レッスンを重ねて相性の良さそうなものを探しそうと思いますのでこちらについてもまたレビューしていきますね。

まとめ

きょうの記事を読んで「おうち英語すごい!」とうより「そんなものか」と感じた方のほうが多いと思います。

でも正直、「そんなもの」です。

海外在住やインター通いなど英語漬けの環境でない限り、おうち英語の成果はうちの長女のレベル+αくらいだと思います。

大事なことは「語学学習の肝はリーディングが始まってから」であること。ここで最適なアプローチで学習を続ければ一気に伸びます。

乳幼児期はそのための基礎と、そもそも英語を楽しむこと・英語でなにか(絵本やゲームで良し)を楽しめるようになることが最重要だと思っています。

おうち英語で焦って結果ばかり求めてしまうと本末転倒なので、子どもの顔を見て、学ぶ喜びをサポートしてあげてください

きょうも読者のみなさま&ご家族がHappyでありますように!

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「知育の森」住人

◆テレビ局フルタイム勤務。1歳2歳の姉妹を子育て中。モンテソーリやイエナプランなど、子供の個性や特性を伸ばす教育を軸に知育実践中。元記者なので論文などエビデンスに基づく情報発信を心がけています。
◆TOEIC895点
◆東京⇄田舎(別荘)デュアルライフ
◆旅育での情操教育
◆海外への教育移住も検討中

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