こんにちは!年子姉妹ママ、たぬきです
おうち英語を取り組んでいる方、英語教育に興味のある方にとって必ずと言っていいほど浮かんでくるのは「どれくらいの英語力が身につくんだろう?」ではないでしょうか。
私も同じで、中学校からしか英語学習を始めていない私にとって幼少期からの英語教育は未知の世界・・・
しかし、おうち英語実践中の方の成功体験を聞いたり英語学習の本を読んでいくうちに、重要なことは『目指す姿』と『アプローチ法』だということが分かってきました。自分の備忘録もかねてまとめておきたいと思います。
- おうち英語を始めるときの重要なポイント
- ゴールの設定の仕方
- おうち英語のみで目指せる英語力
- ゴール次第で変わるアプローチ方法
目指す姿を明確に
子どもの英語教育を長期的に成功させている方の共通点は
どの程度の英語力を目指すのかを明確にしている、ということです。
完璧に2か国語を操るバイリンガルに育てたいのか、第二言語としてのトップレベルなのか、それとも海外旅行で困らない程度の会話力なのか。ゴールによって始める年齢も整える環境もガラッと変わってきます。
「なんとなく英語話せるようにさせてあげたいな」という感じであれば、正直小さいころからそんなに頑張る必要はありません。子どもが大きくなる10~15年後はAIで簡単に通訳してもらえる時代になり海外旅行などで困ることはないでしょう。
それにも関わらずどうして英語を勉強させてあげたいと思うのか?そのあたりも考える必要があると思います。
完璧なバイリンガルに育てたいならインターナショナルスクール一択、海外移住も視野に入れて方法を模索していくのがベストです。そうなると母語である日本語習得という別の壁にぶち当たるのですが、それはまた今度・・・
おうち英語のみで目指せる英語力
おうち英語で完璧なバイリンガルにはなれませんが、『第二言語として国内トップレベル』の英語を身につけることは可能です。
『第二言語として国内トップレベル』の英語力って実際どんなものなのか。
「世界で活躍する子の英語力の育て方」で明確に定義されていてとても参考になったので紹介させてもらうと、
- 英検準1級以上
- IELTS 5.5以上
- TOEFL iBT 72以上
語学留学された経験がある方はCEFRというレベル分けもお馴染かなと思いますが、この表で言うB2レベル以上を目指すということになります。
正直、「お、このレベルで良いのか」という感じじゃないでしょうか。
中高と公立で受験英語しか勉強しなかった私ですら30歳目前にIELTS6をクリア。(必死に勉強はしました・・・)
幼少期から音楽や動画で英語に慣れ親しみ、小学生からがリーディング力を強化していくというきちんとした段階を踏めば焦らなくてもこのレベルは達成できそうだなぁという印象です。
数値で明確化されると変な焦りもなくなるね
また、この英語レベルをいつまでに達成するか、というところも重要です。
高校生もしくは大学の早いタイミングで海外留学することが前提であればそれまでに身に着けておくイメージが良いかなと思います。
おうち英語オンリーでもこの英語力なら十分に目指せます。幼少期のおうち英語は英語や活字が苦手にならない意識づくりで十分なので、あまり深く考えず長期的に付き合っていきましょう!
目指す姿次第で『+α』が必要
ちなみに我が家は『高校生にはC1』くらいのイメージで英語と向き合っています。
というのも、私自身B1レベルの英語力で一番英語を理解できていたときでもネイティブ同士の会話にはまずついていけなかったし英語の本や新聞を読むのにはすごく抵抗がありました。
しかし、冒頭の「なぜ英語を勉強させてあげたいと思うのか?」という問いにも関係してきますが、英語を話すときは『意見+理由』を言う英語特有の話し方になり自分でも性格が変わる感じがすごく面白いのです。
言語それぞれに『性格』というものがあって、さらにその中の微妙なニュアンスでコミュニケーションを取っている。そんな小さいニュアンスはネイティブレベルじゃないと感じ取れません。もちろんAIにも無理ですよね。
世界中の人たちと、自分の言葉でそんなコミュニケーションを取れるようになれたら世界が身近に感じられて楽しいだろうなと思う。
そんなことも理由の1つです。
B1より1つ上、さらに上のC2も目指したい!という場合、パターンは2つあると思います。
◆没入型(英語漬け)
幼稚園からの国内インター、海外移住
◆おうち英語+学習施設の併用
おうち英語に加えて、週数回のプリスクールや習い事、英語学童など
うちはどちらも興味持っていて、まだどの方向に進むか決め切れていないです。インター見学や移住先レポなども発信していきたいと思います
まとめ
知育や英語学習は「なんとなく」始めがちですが、目指す姿を夫婦で話し合うのがすごく重要だと思います。
出来る限りの環境を与え、子どもの好みや特性でまた方向性や環境を変えていくことも大事。
焦らず、それぞれのペースで頑張っていきましょう~
きょうも読者のみなさま&ご家族がHappyでありますように!