3歳までは「英語耳」さえ作ればOK!一生のリスニング力がつく英語耳トレーニングとは?

こんにちは!年子姉妹ママ、たぬきです

おうち英語で一番効果が出る「リスニング」能力。この鍵である『英語脳』『英語耳』の作り方についてまとめたいと思います。

お子さんのおうち英語実践中の方はもちろん、パパママご自身が英語勉強中の方もぜひ参考にしてみてください!

この記事を読んで分かること
  • 0歳~3歳のおうち英語のポイント
  • 英語耳とは?
  • 英語耳が出来るとなにが出来る?
  • 英語耳の作り方
  • パパママ必見!大人でも出来る英語耳アプローチ
目次

おうち英語はリスニングに注力が吉

以前も書きましたが、おうち英語には得意・不得意があります。

おうち英語だけで、いわゆる”ペラペラ”の状態に持っていくことは難しいのですが英語を聞き取れるようにはなります。

おうち英語の特徴を十分理解して、リスニング力と英語回路を身につけることを意識することが大切。英語が聞き取れるようになれば音楽や映像など世界中のコンテンツを娯楽として楽しめるようになり、さらに興味が深まります。

海外映画を字幕なしで楽しめるようになる・・・これって憧れますよね!!

それを苦労なく出来るようになるのが乳幼児から始めるおうち英語なんです。

「英語のyoutube楽しんで観てるけど話せないんだよなぁ」と落ち込み気味のパパママさん、英語のコンテンツを楽しんで観ているだけですごいことなんです!

たぬき

自信持って!!

まずはリスニング力に注力、これを覚えておいてください。

言語習得の脳の仕組み

ちなみに、大人が同じこと(かけ流し)をしてもあまり効果がありません。これは能の仕組みにあります。

脳は右脳と左脳があり、下記のように役割が分かれています。

右脳イメージ脳):直感的な感覚や感性・知覚を司ると言われ、主に創造性や図形、空間の認識に使われる

左脳言語脳):主に言語や分析、論理的にものを考えるときに使われる

大人が英語を聞き取ろうとすると、言語機能のある左脳で日本語訳を探し、1つずつ翻訳していくようなイメージだと思います。これだと会話のスピードについていけず全く理解できません。

これを「英語を英語のまま理解できる状態」にするには、イメージ脳である右脳を駆使し、できるだけ英語音声をイメージで認識できるようになる必要があります。つまり「on」という前置詞を聞いたら「onは上に・・だったな」と考える前に接触しているイメージが脳内に浮かぶ、そんな状態です。

『英語耳』とは

人間の脳は産まれた瞬間から成長を始めます。よく使う機能は発達し、使わないものに関しては必要ないものとして機能しなくなっていきます。

リスニング能力も一緒で、実は産まれたばかりの赤ちゃんはすべての音が「聞き取れる」んですよね。母語の環境で育っていくうちに、母語で使う音以外の音は聞き取れなくなっていきます。

つまり、日本語しか使わない環境では日本語に存在する音のみが聞こえるようになります。10歳を過ぎるころには、日本語にない音は脳内で勝手に日本語に変換されるようになってしまうんです。

カタカナがこれの最たるもので、RやLの音は日本語にないので、一番近いラ行に変換されます。そうなってしまうとネイティブの英語の発音は全く聞き取れません。

つまり、英語の音をそのまま脳と耳に覚えさせる=英語耳が必要なのです。

英語の「能」と「耳」を作るには乳幼児期が最適

リスニング力向上に大切なこと

英語脳:英語音声をイメージで認識できるようになる

英語耳:英語の音を日本語の音に変換せず、その音のまま聞き取れる

この2つを苦労なく出来るようになるのが乳幼児期のかけ流しです。

母語の確率前にイメージで単語を覚えること、また、すべての音が聞き取れる年齢のうちに、「この音は必要だよ」と能に覚えさせることです。

絵本や動画、フラッシュカードなど子どもが嫌がらない限りどんどん英語を日常に入れていきましょう。

英語=特別なものではなく、英語=コミュニケーションに使うものとハードルを下げてあげることが重要です。

大人になると『英語耳』は作れない?

出来なくはないが努力が必要・・かなと思います。

私自身リスニングは今でも苦戦しています。試行錯誤して気づいたのは、単語自体の意味は知っていても正確に発音できない(≒発話し慣れていない)音や音変化というのはほぼ聞き取れないということ。

そして、それらの音(正確にスラスラと言えない発音や音変化)を減らしていけば、聞き取れる割合は大幅に増えたという経験があります。

うさ

具体的になにをしたの?

音読と、発音矯正のためのシャドウイングです。

シャドウイングとは、聞いたそのままの音をコピーしてリピートするだけで、方法としてはめちゃくちゃ簡単です。

でも、実際やってみるとめちゃくちゃ難しいのです・・・!

英語はリンキングと言って単語と単語がくっつくと音が変化しますが、日本語にはない概念なのでなかなか適応が難しい。

単純な音読さえ、普段使っている口の形と違うので筋肉がうまく動かずモゴモゴしてしまう・・・

これは慣れるしかないので音読とシャドウイング、1日5分でも良いので続けてみてください。

パパママ向けおススメ英語本&CD

このブログを読んでいただいている方は子育て中の方ばかりということもあり、子どもの声掛けにも使えるような簡単な文章から始めましょう!

子どもとのコミュニケーションにも使えるし、口の筋トレにもなるし一石二鳥です。

<おススメ本>

赤ちゃんによく話しかけるフレーズがたくさんで、手に取ったその日から使えるものばかり。子育てに特化した本は少ないので助かります。「これなんて言うのが自然かな?」と思ったときに辞書代わりに使ってます。

これもめちゃく良いです!携帯のアプリで音声をダウンロードできるので、外出先でも気軽に音声を聴けます。通勤中に聞いて覚えて帰宅後に使ってみるなんてことが出来ます。

これは若干参考書のような感じなのですが、ネイティブの子どもたちが英語を学ぶ順番でパターンを覚えていくというものです。日常的に良く使う文法やフレーズなどの「型」を覚えるのですが、実際見てみると本当に頻繁に使うものばかり。「型」さえ覚えれば育児以外のシチュエーション(旅行先など)にも使えるのでかなりコスパ高いと思います。音読にもピッタリです。

まとめ

乳幼児期は一生モノのリスニング力を身につける最高の機会。英語に慣れ親しんでもらうためにもパパ・ママもどんどん英語で話しかけてあげてください

不思議なことに子どもは英語を話していると「日本語じゃない」ということが理解できるようです。大好きなパパやママが話す言葉は理解したいと思い一生懸命聞き取ろうとしてくれるみたいです。

発音は気にしなくて大丈夫。もちろん良いに越したことはありませんが、完璧な発音は映像や音楽が先生になってくれます。パパやママが話す言葉=なんだか楽しそう、で十分

そんな私も夫の前で英語を話すのは恥ずかしいですが(笑)、声掛け始めてみようと思います!

きょうも読者のみなさま&ご家族がHappyでありますように!

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「知育の森」住人

◆テレビ局フルタイム勤務。1歳2歳の姉妹を子育て中。モンテソーリやイエナプランなど、子供の個性や特性を伸ばす教育を軸に知育実践中。元記者なので論文などエビデンスに基づく情報発信を心がけています。
◆TOEIC895点
◆東京⇄田舎(別荘)デュアルライフ
◆旅育での情操教育
◆海外への教育移住も検討中

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