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こんにちは!年子姉妹ママ、たぬきです
絶賛赤ちゃん育て中のみなさま、毎日おつかれさまです。
みなさん・・・眠れてますか・・・?
0歳児の子育てって睡眠不足はもちろん、第一子だとすべてが初めてでメンタル的にも辛いですよね。
私もよく夜泣き いつまで とか夜間断乳 いつ など一生懸命ググッてました。Googleさんでもいいから誰かに聞かないとやってられないんだよぉぉ・・・という精神状態。
そんな我が家、『ジーナ式』を取り入れたことで生活が激変。完ミということもあり長女・次女共に生後半年で夜間授乳を卒業することに成功しました。
長女は気質の問題でいろいろ大変な部分はありましたが、生後1か月くらいからジーナ式を取り入れたことで生活が楽になり、心身ともにとても助けられました。
*夜泣きは気質の問題でもあります!そのお話はこちら。
そんなジーナ式についてみなさんにもシェアしたいと思います。
- ジーナ式とは?
- ジーナ式の方法
- 私が実践したゆるジーナ
- メリットとデメリット
- おススメの取り入れ方
ジーナ式とは
ジーナ式とは、イギリスの作家で元ナニー(乳母)のジーナ・フォード氏が提唱する育児法。10年以上の経験があるカリスマナニーが言うんだから説得力ありますよね。一番有名な本をご紹介しておきます。
赤ちゃんに授乳するタイミング、寝かせる時間などをスケジュール化して、赤ちゃんの生活リズムを習慣化していきます。15分刻みなどかなり厳密にスケジュールが設定されています。
妊娠中にこの本に出会い、欧米式の「寝室は別室」派だったので、これは絶対実践するぞ!!!と読み込んで新生児育児に臨みました。
ジーナ式の方法
この本、参考書みたいで分かりにくいのですが一部を抜粋してまとめてみます。
こちらが生後2~4週間の赤ちゃんさまのスケジュールでございます。
妊娠中の私(子育て未経験)には全然ピンとこず、「なんだか忙しそうだなぁ、生まれてからがんばろ~」程度でした。
でも実際産んでみると・・・
絶対無理やん、なにこれ
相当厳しいことに気づきました。
まだまだ新生児の赤ちゃんを朝9時まで起こしておくのも難しいし、9時ちょうどに寝かしつけるのも高度な技。そもそも7時に起きてくる保証もない。やっと寝たと思ったらジーナ式ではもう授乳の時間。起こすべきか!?
さらに、2週間~1か月毎くらいでスケジュールが微妙に変わるんです。慣れてきたかなと思ったらまた次のステップのスケジュールに合わせていかないといけません。
いやいやいや・・・もう最初の最初で躓いてるんだけど・・・
つまり、ジーナ式を簡単に言うと、
「全く言うことを聞いてくれない赤ちゃんに決められたスケジュールで動いていただくという無理難題」にひたすら付き合っていくという方法です。
ジーナ式メリット
苦行のように書きましたが、もちろんメリットもあります。最初は間違いなくものすごく大変に感じますが、面白いことに赤ちゃんはそれなりの適応能力があって、軌道に乗ってくるとメリットの方が大きいように感じます。
⓵泣いている理由を考えなくて済む
不快なことはすべて泣く赤ちゃん。特にママも忙しいと「あれいまなんで泣いてるんだっけ?いつ授乳したかな?睡眠時間足らないのかな」となりがちですが、スケジュールが決まっていることで、「いま何時?あ、そうか眠いのか」なんて、ある程度泣いている理由が察しられるようになります。
うろたえがちな赤子のお世話、なんとなくのマニュアルがあるだけで心が安定します。
⓶寝かしつけが楽になる
これこそ本当に慣れなのか、ベッドに置いたまま寝てくれるようになります。家の中で抱っこ紐して寝かしつけるなんて話もたまに聞きますが、そういった負担が減るので身体的にもすごく楽になりました。
たまに夜泣きで泣き止まないときに抱っこで寝かしつけようとすると「え、抱っこで寝かすのってどうやってやるの?」となります笑
⓷夜通し寝できるようになるのが早い
授乳量を管理し、夜通し寝てくれるようになることを目指すのがジーナ式の一番のポイント。日中の間で1日の必要量を飲めるようになるので夜間授乳が早い段階で必要なくなります。私も半年で卒業。その後もたまに夜泣きはするものの、夜間にミルクを作る手間がないだけで身体の疲労度が全然違いました。
ちなみに、この時期に我が家に欠かせなかったのがミルクウォーマーの存在。
本当に我が家ではなくてはならない存在で、私は旅行にすら持って行ってました。
赤十字病院で実際にされていた方法なんですが、ミルクは24時間以内であれば作ったあとに冷蔵庫で保存OKだそうです。
夜寝る前に夜中の授乳分を1~2本分作って冷蔵庫に入れておく→ミルクウォーマーで急速加温する
これだけで良いので夜中寝ぼけながらミルクを作ってキャップが締まっていなくてこぼれる・・(あるあるですよね!?私だけ?)なんてことから解放されます!
卒乳後は離乳食づくりにも使えて本当にお世話になりました。夜間ミルク授乳の方、心よりおススメ。
デメリット
対してデメリットはこちら。
⓵お出かけしにくい
昼寝や授乳の時間が明確に決められているので、外出時なかなか融通が利かないのが最大のデメリットだと思います。特に長女は外出すると好奇心から目が醒めてしまうので外出の時間を調整しないといけませんでした。ただ、このあたりも軌道に乗るとなんとなく「この時間なら外出できるな」というのが分かるようになってきます。
⓶一度崩れると戻すのに数日かかる
予定があって昼寝の時間がズレるとその日1日すべてが少しずつズレて翌日まで持ち越すこともあります。翌日以降どこかで調整すれば良いのですが、少し面倒ではあります。
我が家の「ゆるジーナ」
うちは私と子どもの性格的に厳密に守ろうとするとストレスになりそうだったのでマイルールを作っていました。
- 前後30分のズレは許容範囲
- 月齢の目安を4週間遅らせる(うちの子は小さめだったので)
- おしゃぶりOK
- お出かけ時は気にしない
- ズレても1週間かけて修正、くらいの気持ち
- 夕方~寝かしつけ時だけはジーナ式を徹底
私も子どもも外出好きなので、ジーナ式のために家に籠る・・・というのはストレスMAXで本末転倒。
ということでお友達とのランチや買い物など好きなことを優先して、日中は出来る限りジーナ式を取り入れる、というスタンスで行いました。
逆に夕方以降はスケジュールをきっちり守り、自分で入眠してもらうクセをつけてもらったので寝かしつけは不要でした。それだけでもやった甲斐があったかなと思います。
まとめ
赤ちゃんのお世話、本当に大変だと思います!
いろいろな育児メソッドがありますが、あまり完璧にこだわらず、基本は「良いとこ取り」スタンスで。自分と子どもに会ったスタイルを見つけてくださいね。
力を抜いて、まずはママが笑顔に。安全な場所であれば多少泣き続けていても大丈夫。そして半年後には今めちゃくちゃ悩んでいることも忘れています、大丈夫!
きょうも読者のみなさま&ご家族がHappyでありますように!